悪い歯並びの原因を取り除き、自然と綺麗な歯並びに!!

欧米では当たり前になりましたが、歯並びが悪いということは人の人生に悪い影響を及ぼします。
わかりやすいところでは、歯並びが悪いと、成長期のお子様が、見た目のコンプレックスを持つことにつながります。
人前で堂々と喋れない、人前で素直に笑えない、ひいては、コミュニケーションに臆病になる、などの悩みを抱えていくようになります。

歯並びが悪くなる原因とは?

歯並びが悪くなる原因は、主に以下の2点に絞られます。

  • 歯が大きい
  • 悪い習慣がある

この2つの原因によって生じることとして、わかりやすいところでは、でこぼこや受け口などがあげられます。

ただ一番悪い影響は

顎が間違った方向に成長する

ということが挙げられます。

大人になって、一度成長した骨格を治すには、手術しか手段がありません。
逆に子供のうちに、「顎を適切な方向に成長させる」ことができれば、自然と歯並びは綺麗になるのです!

もしお父様・お母様がお子様の歯並びについて関心があるのであれば、子供のうちからの治療をお勧めします。
子供のうちにしか治療できないものは沢山存在しますし、何よりも大人になって矯正をするより治療費が安くすみます。

なぜ歯並びが悪くなるかというと、それは「顎」が適切に成長していないところにあります。
狭い顎のスペースに大きい歯が無理やりに生えることで、歯並びはガタガタになるのです。

言い換えれば、「顎の成長を促すアプローチ」をして、必要なスペースを確保してあげれば無理なく歯が顎に並んでくれるようになります。

子供の矯正治療

ではどうすれば、顎を適切な方向に成長させることができるのでしょうか?

①大きい歯でもならぶ土台作り!

歯が大きいと何が問題になるのでしょうか。
基本的に人間の顎は徐々に小さくなっていると言われています。
逆に歯自体は大きくなってきています。実際に高齢者と若者の歯の大きさを比べたデータがあり、若者の歯の方が大きいそうです。
つまり、小さい顎の上に大きな歯が生えてこようとしているのです。
それによって歯のデコボコが生じます。

歯が大きいことに対する治療としては、大きい歯でも並ぶ土台を作ってあげることが非常に重要です。気を付けて頂きたいのは、歯を支える土台の骨の成長を促すだけで、見た目の顎を大きくするわけではありません

この治療を行うことで、デコボコの予防とデコボコ自体の治療を行うことができます。

②悪い習慣を取り除く!

習慣というと、例えば、「たばこ」、「お酒」、「夜更かし」などを思い浮かべると思います。
ここでいう習慣というのは、「無意識のレベルの習慣」になります。
この無意識レベルの習慣をもっていると、始めは間違った位置で咬むという癖がでてきます。
ただ次第にその癖に、筋肉が適応してきます。筋肉が適応してくると、その間違った位置で咬む時間が大幅に増えます
最終的に起きてくることして、その間違った位置に合わせて骨が成長する、ということが起きてきます。
こうなってしまっては、手術でしか治りません。ですので、そうなる前に装置の利用とお口のトレーニングの指導を行い、悪い習慣をなくしていきます。